寝つけない夜と...(仮)
吸い慣れたタバコ 匂いがやけに鼻につく
調子はずれの なんだか気だるい夜 シングルモルト 1ショットでは物足りない いっそバーボンを 瓶ごとあおってみようか 寝付けない夜と 目覚めの悪い朝と 待ってるだけじゃ何にも変わらないなんて 言われなくても 充分身に染みてる 待つことしかできない事もあるんだと 書いてた小説 繰り返し眺めている 寝付けない夜と 目覚めの悪い朝と 久しぶりに立ち寄った 昔馴染みの街 駅前通りの道幅も変わっている アーケードの屋根も通った定食屋も あいつとの思い出も 見当たらなくなってた 寝付けない夜と 目覚めの悪い朝と |